第1回 JOUとギャランティ

 通称「ギャラ」とも言います。出演料の事ですね。私たちパフォーマーも、出演料を頂き現地でパフォーマンスを行っています。

 そこで皆さんが一番気になっているもの。そう「ギャランティの相場」だと思います。そして始めに、このコラムで結論が出るかと言うと・・・結論は出ません。興味がある方のみ、続きをご覧ください。

 パフォーマーのギャラ自体は基準もなく、実は自分のギャラを決めるのは【自分自身】だったりするのです。なので、自分にあったギャラを見極めて、自分自身で設定する。これがパフォーマーのギャラなのです。JOU自身、自分で決めましたし、勿論最初は少ない金額で出演させていただきました。

 一例としまして、JOUのこれまでの歩を参考までに。

 2005年にバルーンアートを始めて1年後、福岡の天神は三越の前の歩道。ここでストリートパフォーマンスを始めたのが今の仕事のきっかけです。その時はバイトもやっており、バイトが終った後ストリートに向かってました。そこではリクエスト通りに風船を作って、お気持ちを貰う。これを淡々と繰り返していました。そんなある日、一番最初に貰った依頼内容は「友人の誕生日パーティをするから、お店に来て欲しい」との事でした。その時に頂いたのが、お気持ちばかり、と【5,000円】。そう、JOUの初ギャラは5,000円でした。当初、時給760円のバイトをしていたJOUにとっては、2時間ばかり風船を作るだけで【5,000円】と言うのは大金でした。

 その後、1~2年の間は知り合いや先輩に面倒見てもらいながら、風船配りと言う仕事で、【1~20,000円】を貰っていました。当時はまだショーをする能力がなかったので、1日中ひたすら風船を配る。そんな仕事ばかりでした。そんなある日、福岡が地元のMr.バードさん(アニメーションダンスのパフォーマー)に会う機会があり、そこで大道芸の技術を学んでいきました。

 バルーンに触れて3年後大きな転機があります。「RKBラジオ大道芸フェスティバル」の出演です。これを機会に仕事を「風船売り→ショー」へと徐々に転換しました。また同時に仕事にバリエーションが出来、バルーンの全国大会も受賞していたので、この時は【2~30,000円】のギャラを頂いていました。

 その年以降、完全にショーパフォーマンスが主体となり、JOUと言う名前も広まり、多くのイベント企画、派遣会社さんから問い合わせを頂いたり、個人的にもお声かけ頂いたり、テレビ、雑誌、新聞にも取り上げられetc...ざっと私の人生を振り返ると、このような流れがあり、同時にギャラが変化していきました。今は上記以上のギャラを頂いています。

 これはあくまでもJOUの経験なので、人によって全然違います。ただ、皆さんに知って欲しいのは、ちゃんと理由があってのギャラなのです。ギャラが高い、安いがあっても、その金額のパフォーマンスの価値、その人の価値だと思います。


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